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📅 2026年5月13日更新✍️ Taku📂 家計管理⏱ 約10分

【2026年版】同棲1年目の生活費はいくら?実録・月次テーブルと節約の設計図

ふたり暮らしの家計シーン

「2人暮らしになれば生活費が安くなる」——そう思って同棲をはじめた1年前の自分に、今なら迷わずこう言う。甘い見通しは、物価高という現実の前にあっさり崩れる。

この記事でわかること
  • 東京圏・共働きカップルの月次生活費テーブル(費目別・統計平均値・都市部実態値付き)
  • 物価高で2022年比から増えた出費TOP3とそのデータ
  • 補助金終了後の電気代の実態と、今すぐできる節約の実効策
  • 予想外に高かった出費3つ(交際費・光熱費・自炊コスト)
  • B/43・OsidOri活用術と、2年目で変えた3つのこと
Taku✓ 執筆・監修

8年以上の同棲経験と実践知をもとに、ふたり暮らしの家事・お金・時間の最適化を発信。

実録・月次生活費テーブル(全費目)

まず、費目別に整理した1か月あたりの支出がこれだ。家賃は地域差が大きいため別立てにしている。総務省「家計調査2025年」と複数の家計サービスの実態データをもとに、東京圏・共働きカップルの標準水準として整理した数値だ。

費目統計平均値節約目標値都市部実態値備考
家賃(1LDK)80,000円130,000円東京23区1LDK平均159,000円
通信費(スマホ2台+Wi-Fi)9,000円5,000円10,000円格安SIM活用で大幅削減可
保険料(医療・生命)5,000円3,000円6,000円
サブスク類3,000円1,500円4,000円動画・音楽・ニュース等
食費(自炊+外食)79,340円45,000円86,000円外食込みの実態値は8.6万円超
└ 調理食品・テイクアウト12,044円5,000円18,000円おにぎり+13.1%の影響大
└ 外食(デート外食含む)10,805円8,000円15,000円
電気代12,144円9,000円14,000円補助終了後+約2,300円/月
└ 冬季ピーク(12〜2月)16,000円+12,000円20,000円+
ガス代4,663円3,500円5,500円
水道代4,221円3,500円4,500円
日用品・消耗品8,000円5,000円10,000円
交通費15,000円8,000円18,000円交通通信費全体で前年比+11.9%
医療・薬代8,000円3,000円8,000円
衣服・美容7,257円4,000円10,000円
娯楽・教養(旅行積立含む)15,000円10,000円25,000円
交際費(冠婚葬祭・ギフト)21,203円10,000円20,000円2人分が重なり単身時の2倍以上
家具・家電(月割)5,000円2,000円5,000円同棲1年目は初期費用が別途かかる
NISA積立(2人分)20,000円40,000円20代NISA保有率77%の時代
緊急予備費積立10,000円20,000円
合計(家賃10万円含む)約28.1万円約22万円約40〜45万円
1人当たり(折半時)約14万円約11万円約20〜22万円

統計は総務省「家計調査2025年調査」に基づく。都市部実態値は賃貸住まいの東京圏カップルを想定した目安値。

統計上の「2人暮らし生活費の平均」は家賃を除いて28.1万円だが、これは持ち家世帯や地方の低家賃世帯も含む全国値だ。賃貸住まいの東京圏カップルに限れば、家賃だけで12〜15万円が積み重なり、総支出が40万円台になるのは珍しくなかった。

「2人になれば割り勘になって楽になるはず」という感覚は間違っていないが、スマホ2台分、サブスク2人分、交際費2人分——これが積み重なると、単純計算より高くなりやすかった。

物価高で変わった出費TOP3【2022年比データ】

スーパーの食材・物価高イメージ

2022年以降、物価は静かに、しかし確実に家計を侵食してきた。2025年の全国消費者物価指数(総合)は前年比3.2%上昇。2022年比ではわずか3年間で約9.4%も物価水準が上がったのを数字で見て、改めてしんどくなった。

第1位:穀類(米・パン)+21.9%(対前年)

2025年のデータで一番ぐさっときた数字が、穀類の前年比21.9%増だ。「節約の基本は自炊」と思って米を炊き続けていたにもかかわらず、その米の値段が1年で2割以上跳ね上がった。

食費全体として見ると、2人暮らしの平均食費は2024年比+2.2%増で、実態調査ベースでは8.6万円を超えるカップルも多い。穀類(+16.0%)・果物(+10.1%)・乳卵類(+7.5%)が同時に値上がりしており、「内食すれば安い」という前提自体が崩れかけている。

第2位:調理食品・テイクアウト じわじわ上がる"便利食"コスト

コンビニのおにぎりは前年比+13.1%、調理食品全体でも+5.7%の上昇だ。月の調理食品費の平均は12,044円で、外食費の10,805円とほぼ同水準まで迫っている。「外食を控えて惣菜で済ませよう」という節約が、惣菜も外食と似たコストになっていたという逆転現象が起きていた。

第3位:交通・通信費 気づけば月4万円の固定費に

交通・通信費の対前年増加率は11.9%と、全費目の中で最大の伸び率を記録した。2人分の定期代、スマホ代が重なる。特に見落としがちなのがサブスクの重複だ。各自がバラバラに契約していると、月3,000〜5,000円の"見えない固定費"が積み重なっていた。

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光熱費・電気代の内訳(補助金終了後の実態)

光熱費・電気代のイメージ

政府の電気・ガス料金の補助が2026年3月をもって完全に終了し、4月以降の請求額は補助なしの素の価格になった。

費目2025年平均額補助終了後(2026年推計)
電気代12,144円14,000〜15,000円
ガス代4,663円5,000〜5,500円
水道代4,221円4,500円前後
合計22,028円25,000円超

総務省家計調査2025年・エネチェンジ2026年5月最新情報をもとに試算。

補助金終了による直接的な値上げ幅は月あたり約1,000〜2,300円。さらに2026年度の再エネ賦課金は4.18円/kWhに引き上げられた。毎月の請求書に自動的に上乗せされる費用で、逃げようがない。

季節変動を忘れてはいけない

電気代は年間で大きく変動する。春は13,501円、夏は10,591円、秋は11,127円、冬は13,074円が目安だ。冬季ピーク(1〜3月)には16,000円を超えることも珍しくなく、補助金なしの今後は2万円台に乗ることも十分ありうるシナリオだ。

節約の実効策:プラン切り替えに尽きる

新電力への乗り換えや電気・ガスのセット割活用は年間3〜4万円の削減につながった。加えて、エアコンの設定温度を1度下げるだけで年1,800円、電気カーペットを「強」から「中」に変えるだけで年6,310円の節約になる(東京都「家庭の省エネハンドブック2025」)。

予想外に高かった出費3つ

同棲をはじめる前に「こんなにかかるとは思わなかった」と感じた出費が3つある。体感で先に気づくのは、なかなか難しかった。

🎁01
交際費が「2人分」になった衝撃

単身時代は自分の交際費だけで済んでいた。同棲をはじめると、パートナーの友人の結婚式・誕生日・出産祝いもセットで押し寄せてくる。2人暮らし世帯の平均交際費は月21,203円で、単身時の体感のほぼ2倍だった。さらに「2人でプレゼントを贈る」という文化が定着すると、1件あたりの出費が大きくなりやすい。

02
光熱費の「段階料金の壁」

2人暮らしになると使用量は2倍近くになるが、問題は従量料金の段階だ。より高い料金単価の段階に入り、単純計算の2倍どころか2.3〜2.5倍になることが実際に起きた。冬の暖房、夏のエアコン、毎日の洗濯——生活が2人になるだけで、光熱費の増え方はリニアではなかった。

🥦03
自炊コスパ神話の崩壊

「外食を減らして自炊すればいい」は半分正しく、半分は甘い見通しだった。使いきれなかった野菜、賞味期限切れの豆腐、1回しか使わなかった調味料——こうしたロスが月数千円単位で積み重なった。帰宅が遅い日のテイクアウトや疲れた週末のデリバリーなど「例外」が常態化すると、自炊メリットはみるみる薄れていった。

💡 共通して気づいたのは「2人分で計算し直す」こと。単身時代の感覚でいると、固定費も変動費も想定を超えた。1人暮らしの生活費の1.5〜1.8倍程度になることが多かった。

節約できたこと・できなかったこと

家計アプリ・スマホ操作のシーン

節約できたこと

通信費の見直しは手応えがあった。2人分のスマホを格安SIMに乗り換えただけで、月9,000円台だった通信費を5,000円台まで圧縮できた。年換算で約5万円のインパクトになった。

B/43ペアカードを入れてから、食費が「見える」ようになった。以前は誰がいくら使ったかが誰にもわからない状態だったが、カードを一本化したことで食費と日用品費がリアルタイムでグラフ化されるようになった。

サブスクの棚卸しで月2,000円の削減に成功した。動画サービスを1つに統合し、ほぼ使っていなかったクラウドサービスを解約した。年間では2.4万円になった。

📣 PICKUP

B/43ペアカード — ふたりの生活費をリアルタイム共有

Visaプリペイドカードが2枚発行され、どちらが何にいくら使ったかが決済と同時に共有される。食費・日用品専用の「ポケット」に予算を入れておく仕組みが「残高意識」を自然に生んだ。うちで実際に使って一番変わったのは、月末に「なんか使いすぎた」がなくなったこと。

微妙だった点:プリペイド式のため事前チャージが必要。チャージを忘れると使えないので、オートチャージ設定は入れておいたほうがよかった。
B/43ペアカードの詳細を見る →

節約できなかったこと

食費は毎月想定を超え続けた。自炊を心がけているつもりでも、週に2〜3回は調理食品やデリバリーに頼っていた。米・パン・卵の値上がりが続く中で「節約しているのに食費が下がらない」という状況に何度もぶつかった。

光熱費は補助金終了後に一段高いステージへ移行した。新電力への切り替えを「いつかやろう」と先延ばしにしているうちに補助金が終わった。惰性で同じ会社と契約し続けることのコストは、思っていたより大きかった。

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2年目で変えた3つのこと

ふたりで家計を確認するシーン

1年間の失敗と学習を踏まえて、2年目に具体的に変えたことが3つある。「仕組みを整えれば、毎月の判断が減る」——その実感を書き残しておく。

1
電力プランを新電力に切り替えた手続き30分

1年目の最大の反省がここだった。実際に乗り換えてみると手続きはオンラインで20〜30分で完結した。電気・ガスのセット割を適用し、クレジットカード払いでポイントを貯める仕組みも合わせて整えた。想定節約額は年3〜4万円。毎月の請求書を見るたびに「もっと早くやればよかった」と思う。

2
OsidOriで「資産全体」をふたりで見えるようにした設定15分

B/43で日常の消費は把握できるようになったが、貯金・NISA・個人口座の残高まで含めた「2人合計の資産」は見えていなかった。OsidOriは1,200以上の金融機関と連携できるため、2人分の口座・証券口座を入れることで「今月いくら使って資産はいくら増えたか」が一画面で確認できるようになった。20〜40代カップルのNISA利用率が80.1%に達する今、投資も含めた管理をふたりでやる意識が当たり前になってきている。

3
食費に「予算袋」のルールを設けた習慣化

毎月の食費をB/43の「ポケット機能」で2万5,000円枠に設定し、それ以上使ったら外食費から補う仕組みにした。予算の残高がリアルタイムで見えることで「今週はあと◯円使える」という感覚がふたりで自然と共有されるようになった。「今日テイクアウトにする?」という会話が、責めるためではなく残高を確認しながら自然に決まるようになっていった。

よくある質問

この記事のまとめ

  • 東京圏カップルの月次総支出は家賃込みで40〜45万円が実態。統計平均28.1万円は持ち家・地方も含む全国値
  • 2022年比で物価は約9.4%上昇。穀類+21.9%・おにぎり+13.1%・交通通信費+11.9%が家計に直撃
  • 補助金終了で電気代は月1,000〜2,300円アップ。再エネ賦課金も4.18円/kWhに引き上げ。電力プラン切り替えが最優先
  • 交際費は2人分・光熱費は段階料金・自炊コストの現実——単身時代の感覚では想定を超える
  • B/43で日常の決済管理、OsidOriで資産全体の見える化——この2つを整えてから、2年目の家計はだいぶ変わった

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参照データ:総務省「家計調査2025年総世帯」(2026年2月公表)、東京都区部消費者物価指数(2025年)、くらひろ(東京電力グループ)2026年最新調査、エネチェンジ2026年5月最新情報、東京都「家庭の省エネハンドブック2025」、OsidOri・B/43各社調査データ。数値は平均値・推計値であり、実際の支出は個人の生活環境により異なります。